宇宙のはじまり
多田 将
イースト・プレス
作品紹介、あらすじ
宇宙はどのように誕生し、今の姿になったのか?140億年後を生きる人類は、加速器という装置を作り出し、宇宙が生まれた瞬間ー100兆分の1秒後にまで迫っている。なぜそんなことができるのか、人気素粒子物理学者がその仕組みをわかりやすく解説。ラーメンをフーフーする理由とは?人類はマカダミアナッツチョコのナッツだけを食べることができない?スキーに行った修学旅行生は夜、何をしているのか?-宇宙誕生の謎を巧みな比喩と共に描きだす。
感想やレビュー
中学勉強もまともにやっていなかった私ですら、とても簡単に読めて興味が更に湧き出る本でした。素粒子物理学の話ですが、遠そうで実は近い宇宙の話、ちょっとした科学の話、先生のウィットもきいていますし、難解な図は無く可愛らしく分かりやすいイラストもあるので読んでいて楽しいですし、更にこの世界を読み進めたいと思った1冊でした。