限界病院
久間 十義
新潮社
作品紹介、あらすじ
北海道の過疎地域にあるバトラー病院は深刻な困難に直面していた。新たに招聘された院長は大胆な改革案を打ち出そうとするが、財政赤字に加えて、大学病院から派遣されていた医師の突然の引き揚げ、診療科目の激減など前途は多難だった。そんななか院内では、改革をめぐる対立、美貌の女医をめぐる駆き引きなど、さまざまな思惑が錯綜していた…。
感想やレビュー
北海道の田舎にある赤字の総合病院の話。北大から医師派遣を打ち切られ15科ある診療科を3科まで縮小せざるを得なかった。