数の女王
川添愛
東京書籍
作品紹介、あらすじ
人間一人ひとりに「運命の数」が与えられている世界。メルセイン王国の王妃は、呪いで敵を殺しているという噂があった。王妃の娘で13歳のナジャはある日、数年前に死んだ最愛の姉ビアンカが、実は王妃によって殺されたという話を耳にする。その後、ナジャはあるきっかけで、禁じられた計算を行う妖精たちと出会い、王妃の秘密を知ることになるー「数」が運命を司る、不思議な国の物語。数論とアルゴリズムをテーマにした傑作ファンタジー!
感想やレビュー
数の不思議とファンタジーをかけ合わせてて、中々面白い。フィボナッチ数列とか名前しか知らなくて、実感として理解できたりするのが非常に面白かった。単なる数学で覚えた公式が、実生活に使えるような実学になっていくように思えて楽しかった。できれば、メモを用意して読むことをおすすめする。