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山に抱かれた家

山に抱かれた家

はらだ みずき

小学館

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作品紹介、あらすじ

田舎暮らしの夢を叶えた父が遺してくれた「海が見える家」で暮らす文哉。旅の途中で山間にある畑付きの空き家を見つけ、つき合いはじめた凪子と内覧に出かける。そこは野菜作りの師匠であった今は亡き幸吉の親友、猟師の市蔵の故郷だった。しかし文哉にとっては縁もゆかりもない土地で、限界集落でもある。それでも運命を感じた文哉は空き家を買い、古い家屋や長年休耕地だった畑に手を入れながらひとりで暮らしはじめる。自分で選んだ、さらなる田舎において、文哉の望む自給自足的な暮らしは果たして実現できるのか?ベストセラーシリーズの新章が開幕!

感想やレビュー

海シリーズ一転、山シリーズに突入も、今作もまんまと惹き込まれた。 右も左も分からぬ山での新生活に戸惑いながらも周囲の力を借りつつ力強く前に進んでいく文哉にエールを送りながら読了。 自分の理想の生き方に迷わず突き進む姿が眩し過ぎて好感しかなし。

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