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空を飛ぶパラソル

空を飛ぶパラソル

夢野 久作

KADOKAWA

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作品紹介、あらすじ

地方新聞社の記者である「私」はいつもスクープを探している。取材の道中、派手なパラソルを持った女が機関車に飛び込むところを目撃した。特ダネを求めるあまり、私は女を見殺しにしてしまう。吸い寄せられるかのように女の屍体を検めると、驚愕の事実が明らかとなった。記者を巻き込んだ2つの悲劇を描く表題作をはじめ、あなたの心を徐々に蝕む、身の毛もよだつ物語の数々。怪奇小説の帝王からの、恐怖の世界への招待状!

感想やレビュー

夢野久作「空を飛ぶパラソル」読了。 表題含む8つの短編。 「空を飛ぶパラソル」「いなか、の、じけん」「復讐」「ココナットの実」「怪夢」「キチガイ地獄」「老巡査」「白菊」。 久しぶりの夢野久作。やはり夢野久作の文体が好きだ。なんかリズムがいいんだよね。声に出して読みたくなる。 この短編集は夢野久作の経歴の中で、新聞記者であった経験をもとにして書かれたものを集めてる気がする。そればっかりでもないかもしれないが。うん、面白かった。

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