30センチの冒険
三崎 亜記
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
故郷に帰るバスに乗ったユーリが迷い込んだのは、遠近の概念が狂った世界だった。目の前に見えるものがそばにあるとは限らず、屋外に出ると道に迷ってしまう。奇妙な現象に苦しむ街の人々を救うため、ユーリは「30センチのものさし」を手に立ち上がるが…。ある日突然、非日常の世界に連れ去られる冒険ファンタジーの傑作。
感想やレビュー
目的地の砂を靴に入れないとたどり着けない、ものさしで移動、遠近法が歪んだ世界など、今まで読んだことないストーリーだったけど、不思議なことにその描写が浮かんできた。作者は本が好きなんだろうなと思った。