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犬がいた季節

犬がいた季節

伊吹 有喜

双葉社

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作品紹介、あらすじ

ある日、高校に迷い込んだ子犬。生徒と学校生活を送ってゆくなかで、その瞳に映ったものとはー。最後の共通一次。自分の全力をぶつけようと決心する。18の本気。鈴鹿でアイルトン・セナの激走に心通わせる二人。18の友情。阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件を通し、進路の舵を切る。18の決意。スピッツ「スカーレット」を胸に、新たな世界へ。18の出発。ノストラダムスの大予言。世界が滅亡するなら、先生はどうする?18の恋…12年間、高校で暮らした犬、コーシローが触れた18歳の想いー。昭和から平成、そして令和へ。いつの時代も変わらぬ青春のきらめきや切なさを描いた、著者最高傑作!

感想やレビュー

八陵星高校で飼われることになった捨て犬コーシローを通して生徒達の友情を美しく描かれた物語🌸最初から最後まで桜がひらひら舞い散っる景色を感じながら読書 とても大好きな洪になった。 特に塩見優花と早瀬光司郎の人間関係にひかれた。

2

本人目線と犬目線で描かれていく青春物語。このとき相手はどうかな?っていつもなら気になるところを犬が教えてくれる。 犬にはバレている。。 甘酸っぱさや、友情、受験の葛藤、いろんな出来事を思い出した。もう一回高校生に戻りたいなー

1

コーシローと送った高校生活。その時代時代に青春や友情、切なさが確かに存在していて、読んでいて甘くふんわりした気持ちになりました。全てを締めくくるようなラストにキュンとしました。

読ませるわ、揺さぶるわ、痺れるわ…完全にやられた!私的には今まで読んだ青春小説でNo.1。間違いなく今月(今年?)イチ。 コーシローと共に駆け抜けた昭和、平成、令和と物語の時代が代わる度当時に心がタイムスリップして懐かしさも込み上げた。最終章も大満足。

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