コロナの夜明け
岡田 晴恵
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
始まりは、感染症研究者の生月碧にかかってきた1本の電話だった。「中国・武漢で未知のウイルス感染症が発生」。その新型コロナウイルスは、世界全体を巻き込む未曾有のパンデミックを引き起こした。碧は連日メディアに出演し、正しい感染症対策を訴え続ける。しかし、政府の対応は後手後手に終始、やがて緊急事態宣言が発出されるも感染者数は爆発的に増えていくー。それでも諦めない碧は、志を同じくする医師の石橋や保健所の鈴木たちとともに、懸命に闘い続ける。この暗闇の先に、きっと「夜明け」があるはずだと信じて。あの感染症禍を経験した、すべての読者の胸を揺さぶる「わたしたち」の物語。
感想やレビュー
新型コロナウィルス感染の初期からパンデミックを防ぐ為に、国民や政府に防衛策を訴え続けた感染症専門家の奮闘を小説にしたもの。