春雷抄
辻堂魁
祥伝社
作品紹介、あらすじ
渡り用人・唐木市兵衛は、知己の蘭医・柳井宗秀の紹介で人捜しを頼まれた。依頼主は江戸東郊の名主で、失踪した代官所の手代・清吉の行方を追うことに。一方、北町同心の渋井鬼三次は、本来、勘定奉行が掛の密造酒の調べを極秘に命じられる。江戸で大人気の酒・梅白鷺が怪しいというのだ。やがて二つの探索が絡み合った時、代官地を揺るがす悪の構図が浮上する…。
感想やレビュー
2023.6.8図書館、6.28 安定の展開は読んでいてとても落ち着く。 ある程度先が読める筋と主人公を助ける暖かい面々がとても好き。