罪人よやすらかに眠れ
石持浅海
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
北海道札幌市、中島公園のすぐそばに不思議な“館”がある。公園と同じ名の表札を掲げるその建物に、吸い寄せられるように足を踏み入れた客の境遇はさまざまだ。「友人と、その恋人」を連れた若者、「はじめての一人旅」に出た小学生の女の子、「徘徊と彷徨」をせざるを得ない中年男性、「懐かしい友だち」を思い出すOL、「待ち人来たらず」に困惑する青年、「今度こそ、さよなら」をするために過去をひもとく女性…。そして彼らを待ち受けるのは、北良と名乗るおそろしく頭の切れる男。果たして迷える客人たちは、何を抱えて“館”を訪れたのか?ロジックの名手が紡ぐ6つの謎。
感想やレビュー
ある大きな館の目の前で出会う人達と館に住む人達との出会い。そして謎。その謎を解決する住人の若い男性。その謎には毎回色々な事が隠されている。晴れ渡る気持ちの時もあれば、残酷な時もある。
1