ザ・殺し文句
川上 徹也
新潮社
作品紹介、あらすじ
あと一歩で説得できるはずが詰め切れなかった。思いもよらぬことを言われて上手に切り返せなかった。そんな経験をしたことは誰しもあるはず。「あの場面で、どうしてもっと気の利いたことが言えなかったのか」。この本は、そんな悔しさを味わったことがある「あなた」のために書かれました。実業家、プロ野球監督、政治家等の「殺し文句」を徹底解剖。その構造を理解し、血肉とすることで殺し文句の使い手となれる驚異の書。
感想やレビュー
カリスマ経営者、プロ野球監督、政治家各々の殺し文句にも痺れたが、何より著者の「はじめに」の内容が一番心に響いた。笑 ノムさんは選球眼だけでなく人を見る眼も一流だったんだなぁ。 殺し文句の実践篇も的を得ているが、最終的に相手を動かすは人の情熱だと感じた。