文庫 異邦の仔
西川 司
実業之日本社
作品紹介、あらすじ
放送作家の立花遼一が電車を降りた直後、車両が爆発した。さらに数日後、都内で起きた爆発事件の被害者は、遼一が34年前に中東イラクで出会った日本人と同姓同名だった。もしや、電車で命を狙われたのは俺なのでは?1980年、摂氏50度の国での凄絶な地獄体験が脳裡に蘇りー著者の実体験を基に描く、衝撃と慟哭のリアルサスペンス。
感想やレビュー
2023/4/12図書館、5.8 ドキュメンタリーかと読み始めたものの冒頭でフィクションと理解する。ただあとがきではとんど経験に基づく構成であることを説明されているが「ホントかな?」と思えるのは執筆者が作家ではない所以かも?ただ全体の構成はとても良い、娘と死んだ妻との場面は泣けた。