イランの地下世界
若宮 總
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
イスラムへの無関心、棄教・改宗が進んでいる?国民の関心はいかに国から逃げるか!?イスラム体制による、独裁的な権威主義国家として知られるイラン。しかし、その情報は、日本では極めて少ない。違法・タブーとされる麻薬や酒に留まらず、体制の欺瞞を暴きつつ、庶民のリアルな生存政略と広大な地下世界を描く類書なき一冊。
感想やレビュー
ペンネームの著者が、イラン人の実態を記す。ホメイニ、ハメネイが出てくるとみんな悪態をつくというのが笑える。確かに、イスラムはアラブ人由来で、ペルシャ帝国の方が遥かに長い歴史を持っている。意外にイランの政治体制が変わる日も近いのか。