炎の塔
五十嵐貴久
祥伝社
作品紹介、あらすじ
高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。防火設備を過信するあまり対応が遅れ、タワーのあちこちで炎が噴出。嵐のような火が群衆を混乱に陥れた。未曾有の大火災に飛びこんだ銀座第一消防署の消防士・神谷夏美は最上階に取り残された人々を救えるのか?究極のパニック小説、待望の文庫化!
感想やレビュー
消防士・神谷夏美シリーズ第1弾。面白かった! 最後まで全く気が抜けない、手に汗握る臨場感溢れるパニック小説で、圧巻のエンターテイメント。 中盤から小休止なく災難が次から次へと襲いかかり、鳥肌たつわ号泣するわで感情が大忙し。笑 火も勿論怖いが人間も恐ろしい。