ドミノin上海
恩田 陸
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
イグアナが料理されれば盗賊団が上海に押し寄せ、そこに無双の甘党が上陸。風水師が二色に塗り分けられ、ホラー映画の巨匠がむせび泣くと秘宝『蝙蝠』の争奪戦が始まった!革ジャンの美青年がカプチーノをオーダー、一瞬で10万ドルが吹き飛んだら、上海猛牛号で渋滞をすりぬけ、まぁとにかく寿司喰寧。歯が命のイケメン警察署長が独走し、青年が霊感に覚醒したとき、パンダが街を蹂躙する!張り巡らされた魔術に酔いしれよ!圧巻のエンタテインメント。
感想やレビュー
登場人物それぞれの思惑がひとつの結末に向かってドミノ倒しのよう進んでく。 最初は前作に比べて説明が多いなあと思ったけど、東京から上海に舞台が変わったからその分。 逆に終盤に行くにつれて加速的に視点の切り替わりテンポが早くなる様が面白い パンダ視点があるのが特に面白かった。