生命の略奪者
知念 実希人
新潮社
作品紹介、あらすじ
東京から新横浜へと向かう新幹線、移植のための心臓を運んでいたコーディネーターが襲撃され、臓器が奪われた。さらに、同様の事件が天医会総合病院でも発生する。心臓、肺、肝臓、腎臓。生命のリレーの最中、踏みにじられる死者たちの遺志。いったい誰が、何の目的で?天久鷹央は真相解明に乗り出すが、その動機は思いもよらぬものだった…。現役医師が描く本格医療ミステリ!
感想やレビュー
臓器移植をテーマにした知念実希人の作品。医学的な知識がないと犯人探しは難しいが、ストーリーが上手く考えられているので読み易い。どんどん引き込まれていき、最後にビックリする展開になる程と感心させられる。
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ひょんなことから巡ってきた一冊(◔‿◔) (上司が誤って二冊購入したのでもらった♪笑) 本書は巻数として13冊目に当たるが、途中の巻から読んでも楽しむことができた♪ ミステリーとしての面白さに加え、医療の知識もちょっぴり身に付く”一石二鳥“本!
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表紙が気になっていた「天久鷹央」シリーズを初めて読みました。 本作は13作目ということですが、登場人物の立ち位置等を分かりやすく描いているためスムーズに物語に入っていけました。 想像していた内容よりも重い事件には、少しびっくりしましたが面白かったです。
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¥80-¥60 相変わらず面白い。アルポート症候群 ケメティズム
天久鷹央シリーズ、やっぱり面白い。「連続臓器強奪事件」なんて発想が凄い。鷹央も小鳥遊も鴻ノ池もどんどん魅力的になっていく。