高橋源一郎の飛ぶ教室
高橋 源一郎
岩波書店
作品紹介、あらすじ
毎週金曜、“夜開く学校”として高い人気を誇るNHKのラジオ番組「飛ぶ教室」。その冒頭数分間のオープニング・エッセイ最初の二年分を収める。コロナが流行り出し、誰もが不安にうち沈んでいた時期に贈られた、時に切なく、滋味あふれる温かなメッセージ。書き下ろしの作品「さよならラジオ」も初収録。
感想やレビュー
面白かった。3.11やお母さんがオーディションに受かったこと、認知症のおばあさんの話から場所の重要性に移るとこなど2回くらい出てくるとこもラジオならではだなぁと。個人的には「生涯で一度しか出会わない人」と「世界がひとつになりませんように」に共感。そして、ゲストに呼ぶ人が相応しくないかどうかリスナーが判断していることに対しての意見など。そうだなぁと。
ラジオ番組の始まりの言葉。この番組を聞いていたので、懐かしい。そして深い。高橋源一郎の魅力がつまった本。