推し、燃ゆ
宇佐見 りん
河出書房新社
作品紹介、あらすじ
「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい」。高校生のあかりは、アイドル上野真幸を解釈することに心血を注ぎ、学校も家族もバイトもうまくいかない毎日をなんとか生きている。そんなある日、推しが炎上しー。第164回芥川賞受賞のベストセラー。時代を映す永遠の青春文学。2021年本屋大賞ノミネート。
感想やレビュー
初めての作家さん♪ 本書は著者が大学生のときに描いた作品(*゚Д゚)スゴーイ 文庫版あとがきにもあるように、リズムを重視した文体に舵を切ったという点で、個人的に共感できる場面が多くはなかったものの読みやすかった!! 主人公の高校生・あかりを通して「推し」という世界を知ることができた☆彡 #芥川賞受賞作 #2021年本屋大賞ノミネート
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芥川賞受賞作が待望の文庫化ということで手に取りました。 (タイトルだけ聞いたときは時代小説だと思ってましたが。笑) 『推し』の世界と心情が分かりやすく描かれており、読みやすかったです。 私には『推し』がいないので、普段では触れる機会が少ない世界ですが、こういった世界のことも知れるので、改めて本はいいな!と思えた一冊です
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推しを推す事は自分の背骨であり、支え きっかけは推しの炎上、 ただ、支えを失うのはほんとにつらいし きつい、それでも我々は生きていかなきゃ ならない。