アンナ・カレーニナ(4)
レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ/望月哲男
光文社
作品紹介、あらすじ
「そうだ、死ぬんだ!…死ねば全部が消える」。すべてをなげ捨ててヴロンスキーとの愛だけに生きようとしたアンナだが、狂わんばかりの嫉妬と猜疑に悩んだすえ、悲惨な鉄道自殺をとげる。トルストイの代表作のひとつである、壮大な恋愛・人間ドラマがここに完結。
感想やレビュー
構想が壮大過ぎて、交差する物語が巧妙過ぎて、一度読んだくらいでは世界観を到底理解できないと思う。そして、政治と市民の暮らしの関係性や、戦争に向かう情勢などは、結局百年以上経っても何も変わっていないのだと残念になる。