Bookstand
Bookstand
彼女はそこにいる

彼女はそこにいる

織守きょうや

KADOKAWA

Amazonで詳細を見る

作品紹介、あらすじ

中学生の茜里は引っ越してきた中古の一軒家で怪現象に見舞われる。知らない髪の毛が落ちている。突然テレビが消える。花壇に顔の形の染みができる。ささやかでも気になることの連続に戸惑う茜里。彼女がある夜カーテンから覗くと、庭に見知らぬ男性の姿がー。『あの子はついてない』不動産仲介業者の朝見は、フリーライターの高田に「曰くつきの物件」を紹介してほしいと頼まれる。次々に貸借人が入れ替わる家の話をしたところ、「内覧したい」と言い出した高田。押し切られて向かったのは、最近まで中学生の娘と母親が暮らしていた一軒家で…。『その家には何もない』「二年前、ここに死体を埋めた」新たな住人は語り始める。この家で起こった「ある事件」について。『そこにはいない』

感想やレビュー

ホラー色濃いミステリ。 3話構成だが、1話めから3話に至るまでの持っていき方が流石。異常なまでの執着心に畏怖したかと思えば後半の予期せぬ展開にゾクリ。一番怖いのはあんたか!と。苦笑 本当に「他人が腹の中で何を考えているかなんてわからない」ものだ。

1
App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう