マガツキ
神永 学
PHP研究所
作品紹介、あらすじ
それーは知らぬ間に、あなたに近付いて来る。それーに訊かれても、答えてはいけない。それーを見たのなら、逃げなければならない。それーが何なのかは、誰も知らない。黒いワンピースの少女、消えた配信者、機械に繋がれた生首、崩れた鼻、血塗れの男女ー。奇々怪々な事件が一つに結びつくとき、明らかになる真相とは。
感想やレビュー
AI技術を開発した技術者が、ロボットやら、スマホアプリやら、医療やらで全ての国民情報を手に入れ管理することで自分の欲望のままに行動していく、よくある話。 それを少し現代風にし、各登場人物ごとに話を作り、最後はつながるという話だったが、以外に読みやすく現実にも起こり得るものではないかという恐怖も生まれなかなか良かった。