セカンド・ラブ
乾 くるみ
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
1983年元旦、僕は、会社の先輩から誘われたスキー旅行で、春香と出会った。やがて付き合い始めた僕たちはとても幸せだった。春香とそっくりな女、美奈子が現れるまでは…。清楚な春香と大胆な美奈子、対照的な二人の間で揺れる心。『イニシエーション・ラブ』に続く二度読み必至、驚愕の「恋愛ミステリー」。
感想やレビュー
後味悪い
乾先生2冊目、読了。 煽り文は『二度読み必至、驚愕の恋愛ミステリー』とのことでしたが、『イニシエーション・ラブ』によく似た手法で、一度読みで充分に明快なストーリーでした。 オイラは「やっぱり女性は強かで思慮深くて、逆立ちしても敵わない。だから美しい。」と思ったとさ。