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主権者のいない国

主権者のいない国

白井 聡

講談社

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作品紹介、あらすじ

「統治の崩壊」にまで陥った日本の政治、そしてそれを必然化した日本社会のありかたー悲惨な政治を支えてきた基盤は、結局のところ現代日本社会それ自体の悲惨さであり、日本人自身の悲惨さである。惨憺たる現在を射抜き、未来の希望をつかむ。最注目の政治学者による究極の闘争!

感想やレビュー

舌鋒尖すぎだけれど、穿りすぎているくらいの洞察力と分析は読者の視野を思う存分広げてくれる。朝鮮戦争の位置づけと捉え方、満州のあり方の捉え方、都合の悪いことを否認する責任逃れ根性を叩き直すべしと諭す渾身の一冊。 主体的に、責任を持って主権者であるべし。

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