オオルリ流星群
伊与原 新
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
人生の折り返し地点を過ぎ、将来に漠然と不安を抱える久志は、天文学者になった同級生・彗子の帰郷の知らせを聞く。手作りで天文台を建てるという彼女の計画に、高校3年の夏、ともに巨大タペストリーを作ったメンバーが集まった。ここにいるはずだったあと1人を除いてー。仲間が抱えていた切ない秘密を知ったとき、止まっていた青春が再び動き出す。喪失の痛みとともに明日への一歩を踏み出す、あたたかな再生の物語。
感想やレビュー
お薦め本として教えてもらい手にとりました! とても良かった(*゚∀゚)=☆★ 時は、高校3年の夏に特別な思い出を共有した仲間たちの28年後 その一人の帰郷をきっかけに、止まっていた青春が動き出す!? 肩の力を抜きつつも頑張ろうという、前向きな気持ちにさせてくれる1冊です☆彡
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高校時代にオオルリの巨大タペストリーを製作した仲間達が、大人となり当時のメンバーが地元(秦野)に再度集まり、今度は星の観測に向けて天文台を作るお話です。 高校時代に描いた未来とは違う・家庭や仕事等があるために当時のようには出来ないというリアルな話を描きつつ、何歳になってもやろうと思えば出来るという前向きな気持ちを持たせてくれる一冊です。 解説で気付かされることもあり、全体を通じて読んで良かったと思える一冊です。 (ただ解説は読了後に読んだ方が良いかもです)
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星の観測ってやっぱり素敵だなぁ… この作家、読んだことなかったけど、さわやかでいいかも。 昨日「あの本読みました」で紹介されてて購入した「宙飛ぶ…」と偶然にも同じ作家だった