サイバー戦争 終末のシナリオ 上
ニコール・パーロース/江口 泰子
早川書房
作品紹介、あらすじ
21世紀の戦争を語る上で外せない傑作、誕生。セキュリティホールの情報を高額で闇取引するサイバー武器商人。システムに罠を仕掛け金融、医療、原発など敵国のインフラを壊滅させるタイミングを窺う政府機関やテロリストー。気鋭のジャーナリストが、ウクライナからロシア、中東、中国、北朝鮮、シリコンバレーまで世界中を舞台に水面下で繰り広げられる「見えない軍拡競争」の実態を体当たりで取材。スパイ小説さながらの臨場感あふれる筆致で、今そこにある「サイバー最終戦争」の危機を浮き彫りにする。
感想やレビュー
同時テロ後、NSAが進めるサイバーの戦い。ゼロデイ、エクスプロイト、バックドア。後のファーウェイへの疑念は、NSA自身の裏活動があってこそ。イランの遠心分離機の破壊。トルコから中国へ。