宵山万華鏡
森見登美彦
集英社
作品紹介、あらすじ
一風変わった友人と祇園祭に出かけた「俺」は“宵山法度違反”を犯し、屈強な男たちに捕らわれてしまう。次々と現れる異形の者たちが崇める「宵山様」とは?(「宵山金魚」)目が覚めると、また宵山の朝。男はこの繰り返しから抜け出せるのか?(「宵山迷路」)祇園祭宵山の一日を舞台に不思議な事件が交錯する。幻想と現実が入り乱れる森見ワールドの真骨頂、万華鏡のように多彩な連作短篇集。
感想やレビュー
何度目かの再読。大好きな作品。 宵山祭りには行ったことがない。森見さんの偽宵山で想像(というより妄想)を膨らませているので、実際に行ってみたらがっかりするのかもしれないと思うと、重い腰が更に重くなってしまう