君が手にするはずだった黄金について
小川 哲
新潮社
作品紹介、あらすじ
片桐は高校の同級生。負けず嫌いで口だけ達者、東大に行って起業すると豪語していたが、どこか地方の私大で怪しい情報商材を売りつけていたらしい。それが今や80億円を運用して六本木のタワマンに暮らす有名投資家。ある日、片桐の有料ブログはとつぜん炎上しはじめ、そんな中で僕は寿司屋に誘われる…。著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇する6つの連作短篇集。
感想やレビュー
ほののすすめ。
三月十日と受賞エッセイは、おもしろくなかった。
悪くは無いが、あまり好みではないかなぁと
君のクイズとはまた違った毛色の作品で面白かった🙂読んでいくほど自分ってなんだろう?と考えさせられた。作品のなかに東日本大震災の話が出てきて、当時何をしていたかということも再考するきっかけになった。