赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。
青柳碧人
双葉社
作品紹介、あらすじ
クッキーとワインを持って旅に出た赤ずきん。その途中でいろいろな事件に遭遇します。「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」を下敷きに、小道具を使ったトリック満載!こんなミステリがあったのか、と興奮すること間違いなし。全編を通した“大きな謎”も隠されていて、わくわく・ドキドキが止まりません!『むかしむかしあるところに、死体がありました。』の著者による世界の童話をベースにした連作短編ミステリ!
感想やレビュー
アンデルセンの物語をつなげてミステリーになってるパロディ
◎
⭐️⭐️⭐️ 出てくる物語の主人公たちが かなりの割合で犯罪者だった (このシリーズはこの後 借りるかもしれないけれど 買いはしないと思う)
ネタバレを読む
これから
西洋童話とミステリーの組み合わせが斬新で、読みやすい本棚と思った。第3章のキッセンなどの家族についての謎が解明した時には、筆者の可能性を感じた。ミステリーを読むのはあんまり得意じゃなかったけど、本当に面白い作品であると思う。