美女と竹林
森見登美彦
光文社
作品紹介、あらすじ
「これからは竹林の時代であるな!」閃いた登美彦氏は、京都の西、桂へと向かった。実家で竹林を所有する職場の先輩、鍵屋さんを訪ねるのだ。荒れはてた竹林の手入れを取っ掛かりに、目指すは竹林成金!MBC(モリミ・バンブー・カンパニー)のカリスマ経営者となり、自家用セグウェイで琵琶湖を一周…。はてしなく拡がる妄想を、著者独特の文体で綴った一冊。
感想やレビュー
竹を刈るだけで1冊書けちゃうってすごい。ご本人は「ちっとも竹を刈らない」「妄想ばかりでグダグダ」と書いているけど、バリバリ竹を刈ったら、それはモリミンじゃない…よなぁ 笑。 (明石氏)は方手を挙げて「長寿と繁栄を」と言った。登美彦氏も方手を挙げて「長寿と繁栄を」と応えた。…この挨拶、不器用なワタクシにはできないのです