慈雨
柚月 裕子
集英社
作品紹介、あらすじ
警察官を定年退職し、妻と共に四国遍路の旅に出た神場。旅先で知った少女誘拐事件は、16年前に自らが捜査にあたった事件に酷似していた。手掛かりのない捜査状況に悩む後輩に協力しながら、神場の胸には過去の事件への悔恨があった。場所を隔て、時を経て、世代をまたぎ、織り成される物語。事件の真相、そして明らかになる事実とは。安易なジャンル分けを許さない、芳醇たる味わいのミステリー。
感想やレビュー
覚えていない。読み終わって直ぐでないと無理
警察官を定年退職し、在職中の事件に絡み、ある贖罪の思いを抱きながら妻とともにお遍路をする主人公。札所巡りの旅と並行し、16年前に関わった事件の冤罪疑惑、その事件に類似する事件の発生、自らの家族にまつわる物語が層をなして展開していく。
9/23読み終わり。 警察を退職した後、妻と四国お遍路旅をしている途中、女児誘拐殺人事件が起きた。16年前の手口と酷似していたことから、冤罪だったことを暴露する決意をする。 まぁ面白かったけど、心の深いとこまでは届かなかった。別作に期待。