署長シンドローム
今野 敏
講談社
作品紹介、あらすじ
大森署を長年にわたり支えてきた竜崎伸也が去った。新署長として颯爽とやってきたのは、またもキャリアの藍本小百合。そんな大森署にある日、羽田沖の海上で武器と麻薬の密輸取引が行われるとの報が!テロの可能性も否定できない、事件が事件を呼ぶ国際的な難事件に、隣の所轄や警視庁、さらには厚労省に海上保安庁までもが乗り出してきて、署内はパニック寸前!?藍本は持ち前のユーモアと判断力、そしてとびきりの笑顔で懐柔していくが…。戸高や貝沼ら、お馴染みの面々だけでなく、特殊な能力を持つ新米刑事・山田太郎も初お目見え。さらにはあの人物まで…!?
感想やレビュー
美貌の女性警察署長の活躍を描いた作品。警察の内部を描いた作品だが、読み易く、現実にはありえない内容で面白い。副署長が上手くフォローして、署長が前例を無視し、淡々と判断して問題を解決、結果的に事件が解決していくのが面白い作品。読み終えて、次が読みたくなる。
隠蔽捜査の関係の本なのに違う扱いの本。 新キャラ続々。 続くのかな?