Bookstand
Bookstand
教室が、ひとりになるまで

教室が、ひとりになるまで

浅倉 秋成

KADOKAWA

Amazonで詳細を見る

作品紹介、あらすじ

私立北楓高校で起きた生徒の連続自殺。ひとりは学校のトイレで首を吊り、ふたりは校舎から飛び降りた。「私は教室で大きな声を出しすぎました。調律される必要があります」という、同じ文言の遺書を認めて。垣内友弘にとって三人の死は疑いようもなく自殺ーのはずだった。白瀬美月の言葉を聞くまでは。「三人とも自殺なんかじゃない。みんなあいつに殺されたの」最高のクラスで、何故『自殺』は起きたのか。『犯人』の目的は何なのか。伏線の狙撃手が贈る、慟哭の本格青春ミステリ。

感想やレビュー

特殊設定のミステリだが面白かった。 特に後半の伏線回収には思わず感嘆符。学校という小世界の比喩表現も一理あると首肯。人間関係に悩める学生にお勧め。 集団生活での息苦しさは誰しも程度の差はあれ感じる事。その中でいかに楽しく過ごすかは自分次第。

App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう