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きらきらひかる

きらきらひかる

江國 香織

新潮社

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作品紹介、あらすじ

私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいであるー。笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人は全てを許し合って結婚した、筈だったのだが…。セックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上る誠実、友情、そして恋愛とは?傷つき傷つけられながらも、愛することを止められない全ての人々に贈る、純度100%の恋愛小説。

感想やレビュー

だいすき。 文章の繊細さとか、ストーリーもふわふわしている所とか、生きるのが下手な人間を優しく包み込んでくれる。 これが書かれたの結構前なの信じられないってくらい、テーマが現代。えぐにかおりの先見の明すばらしい。

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江國香織さんってどんな小説を書くんだろうと思って手に取った本。 全体的にふーんわりしてて、心に突き刺さる何かは無かったけど、自分じゃ絶対に経験できないだろう結婚生活像を覗けて、面白かった。

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江國香織さんの文章の書き方がとても好きです。 女性らしさを感じます。 1991年に出版されたと思えないくらい現代的な、性的少数者の「今っぽい」話だなと感じました。 笑子も睦月も紺もまっすぐで不器用なところもあり、とても素敵なキャラクターなのですが、笑子だけなんか好きになれませんでした…。めんどくさい女だな…と思ってしまいました…。

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