超・殺人事件(1)
東野 圭吾
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
人気推理作家を悩ませるのは巨額の税金対策。執筆経費を増やすため、小説の舞台を北海道からハワイに変えたり、ゴルフやカラオケの場面を強引に入れたり、物語はおかしな方向へー。(「超税金対策殺人事件」)行き当たりばったりに書き始めたが思いつかない結末、うっかり使い回してしまったトリック、褒めるところが見つからない書評の執筆。作家たちの俗すぎる悩みをブラックユーモアたっぷりに描いた切れ味抜群の8つの作品集。
感想やレビュー
思ってたんと違うけどまあまあ
ミステリー作家の苦悩や裏側、編集者とのやり取りなどが書かれている。実際の小説なのか、作家や編集者とのやり取りなのか分からず、読む時に苦労する。最後の短編では、書評を作成する機械が出て来て書評に対する皮肉を書いていて面白い。