火のないところに煙は
芦沢 央
新潮社
作品紹介、あらすじ
「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の「私」は、かつての凄惨な体験を振り返る。解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。「私」は、事件を小説として発表することで情報を集めようとするがー。予測不可能な展開とどんでん返しの波状攻撃にあなたも必ず騙される。一気読み不可避、寝不足必至!!読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!
感想やレビュー
フィクションなのかノンフィクションなのかわからずそこがまた怖い…。昼間に読んでいれば、そんなに怖くないな〜と楽しく読み進められるのですが、夜、寝る前に読むのは躊躇してしまうし、思い出してゾクっとしてしまいます。 芦沢央さんのわるいものが、きませんようにが好きでいくつか作品を読んでいたのですが、ホラーも書けるなんてすごい…!
1
各話がいろんなジャンルの怖さに溢れており、特に第3話の妄言が特に印象に残った😨夫の貴史さんと妻の由美さんの家の隣人である寿子さんが貴史さんに対し、あらぬ目撃談をでっち上げ関係崩壊に追い込んだ話がすごくゾッとした😱
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