十津川警部 呉・広島ダブル殺人事件
西村京太郎
双葉社
作品紹介、あらすじ
警視庁捜査一課の市橋刑事は、祖父、勝之介の頼みを受け、呉と広島を写真撮影の為に訪れたが、呉の宿泊先で殺人事件に巻き込まれた。その後、勝之介が広島市内で殺害されたとの知らせを受け、十津川警部、亀井刑事と共に現地に向かった。二つの殺人事件の捜査の過程で、戦中戦後の勝之介を巡る出来事から事件は予想外の展開を…!?。
感想やレビュー
なかなか読み易かった。刑事事件としては面白かったが、読んで行く中で同じ説明が多すぎて、既にわかっている事が何度も出てくる。読者に配慮してわかり易くしたのだろうが‥。最後の結末も少し違和感があり、いきなり意外な犯人が出て来て無理があった。