レバレッジ・リーディング
本田直之
東洋経済新報社
作品紹介、あらすじ
なぜ「速読」より「多読」なのか?訓練不要であなたの思考が劇的に変わる。1日1冊のビジネス書を効率的・戦略的に読みこなす投資としての読書法。
感想やレビュー
読む目的 本の読み方を改めて知るため 牧之瀬さんのおすすめ本 全部読む必要はない 自分にとって読みやすい本を選ぶ カラーバス効果の活用 「動物と人間の違いがわかるか?」と尋ねました。そして答えを待たずに、こう言ったそうです。「人間は書物を通じて、人の一生を数時間で疑似体験できる。だから、本を読め。生涯、勉強し続けなさい」 熊谷さんはそれ以来、がむしゃらに本を読み、結果として、現在の成功を収めたと言います。 ビジネス書には世界的な経営者や、さまざまなビジネスで成功した人のノウハウが詰まっています。熊谷さんのお父さんの言われるとおり、汗水たらし、血のにじむような努力をした他の人の数十年分の試行錯誤の軌跡が、ほんの数時間で理解できるよう、本の中には情報が整理されているのです。 ビジネスパーソンの読書は、スポーツ選手にとっての練習だ 実際、わたしが多読を始めてからというもの、実際のビジネスでもうまくいく確率や無駄足を踏まずにすむ確率は、ものすごく高くなっています。これがもし、本を読むことなく自分一人で試行錯誤しながら、うまくいくやり方を模索していたとしたら、とんでもなく効率が悪いはずです。 他の人が何年もかけてつかんだ経験やノウハウにレバレッジをかけることで、さらに大きなリターンを得ることができる。これが多読の力なのです。 第1章のまとめ 読書を投資活動として捉える。 一五〇〇円の本一冊から得た知識は、将来一〇〇倍になって返ってくる。 「本を読む時間がない」はただの言い訳。本当は「本を読まないから時間がない」。 本には他人の数十年分の経験や知恵が詰まっている。 読書をしない一流のビジネスパーソンは存在しない。 多読は誰にでもでき、特別な道具も訓練もいらない。 読めば読むほど累積効果で「パーソナルキャピタル」の「含み資産」が増える。 情報の取捨選択能力がつき、主体的な思考力が身につく。
読書は投資 2割が分かればいい 出来れば本は買ってどんどん書き込む