号泣する準備はできていた
江國香織
新潮社
作品紹介、あらすじ
私はたぶん泣きだすべきだったのだ。身も心もみちたりていた恋が終わり、淋しさのあまりねじ切れてしまいそうだったのだからー。濃密な恋がそこなわれていく悲しみを描く表題作のほか、17歳のほろ苦い初デートの思い出を綴った「じゃこじゃこのビスケット」など全12篇。号泣するほどの悲しみが不意におとずれても、きっと大丈夫、切り抜けられる…。そう囁いてくれる直木賞受賞短篇集。
感想やレビュー
うーん🧐 わたしにはあわんなあ。 この作家さん 何冊読んでも 心に響かない
恋愛において様々な感情が入り乱れてよくわからない行動をとってしまう人々の物語。 ただ純粋に相手が好きな気持ちだけではなく、プライドや欠乏感など色々な要素が混ざりながら恋愛は進行していくんだなあと思った。