抱擁、あるいはライスには塩を(上)
江國香織
集英社
作品紹介、あらすじ
東京・神谷町の広壮な洋館に三世代十人で暮す柳島家。子供たちは学校に通わず家庭で教育されていたが、ある日とつぜん、父親の提案で小学校へ行くことに。次女の陸子はそこで知るのだった。叔父や叔母との同居、父親の違う姉と母親の違う弟の存在などは、よその家では「普通」ではないらしいということをー。世代をこえて紡がれる、風変りな一族の愛と秘密。江國香織の新たなる代表作。
感想やレビュー
5/2読み終わり。 ロシア人の血を引く変わったお金持ち家族の、愉快な物語。登場人物それぞれの人生が1章毎に書いてある。