六番目の小夜子
恩田陸
新潮社
2001年01月29日発売
ごま
内容に引き込まれてどんどん読み進めたが、読み終わったあと『で、結局何だかよくわからなかったな』と思った。野犬に襲われたところ、サヨコを託された加藤くんと同級生の小夜子の描写、秋にフラれた佐野三香子の放火などなど..伏線が回収されないままで何ともスッキリしない気持ちとなり、読み始めがよかっただけに残念に感じた。