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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

ブレイディ みかこ

新潮社

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作品紹介、あらすじ

人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカからきたばかりの少女やジェンダーに悩むサッカー小僧。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、みんなぼくの大切な友だちなんだー。ぼくとパンクな母ちゃんは、ともに考え、ともに悩み、毎日を乗り越えていく。最後はホロリと涙のこぼれる感動のリアルストーリー。Yahoo!ニュース|本屋大賞2019ノンフィクション本大賞受賞。

感想やレビュー

間をあけて読んでしまったから 話が、とびとび。 でも読みやすい書きぶり。 かんがえさせられらる内容。 息子、賢すぎ!

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途中、読みにくくて辞めかけたけど、最後まで読んでよかった。 人種差別ってのはどこでもあって、それは親の影響が色濃くて、それでもどうしてこんなこと言うんだろう?って諦めることなく純粋な気持ちで疑問に思う息子さんが素晴らしかった。

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どんな場所でも自分が変わるちっちゃなきっかけになることがわかった。ちっちゃなきっかけをこれからも大切にしていきたい。

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格差、レイシズム、多様性、昨今我々大人が直面する問題。できれば対決したくないし避けて通りたい。でも子供達はそうはいかない。当然子供達が通う学校にもこういう問題が存在する。大人が解決できていない問題に彼らは文字通り体当たりする。逞しい。著者の息子さんはいわゆるハーフ。イギリスでも日本でもよそ者扱いらしい。そういった境遇からの視点で、大人が解決できていない問題を冷静に分析し理解しようとしている。思考の深さは母譲りなんだろう。半径2mの世界では気付けない問題。もっと視線と思考を外側にむけないと。

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