サーカスの夜に
小川糸
新潮社
作品紹介、あらすじ
離ればなれになった両親とかつて一緒に見たサーカス。忘れられないその不思議な世界の一員になることを目指して入団した少年の前に現れる、自由で個性の強い人々。クラウン、ピエロ、ブランコ乗り、ジャグラー、そして美味しいお菓子やスープを作ってくれるコック。少年は少しずつ綱渡りを学んでゆく。心躍る物語。
感想やレビュー
読んでいる間、様々な情景が鮮やかに浮かんできて、とても面白く、引き込まれました。サーカス団での日常が主人公の少年の成長とともに丁寧に描かれていて、心が動かされました。
心温まるお話だった。小川糸いいな
サーカスって、ちょっと怖いイメージがある。 人間離れした技を披露してくれるからだろうか。 非日常的な空間だからだろうか。 ステージ上とステージ裏のギャップも 想像でしかないがハードそう。 そんなミステリアスなサーカスの世界に魅せられ、飛び込んでいく少年。 サーカスのイメージのせいか、 ちょっと物悲しい物語だったな。