ウィル・グレイソン、ウィル・グレイソン
ジョン・グリーン/デイヴィッド・レヴィサン
岩波書店
作品紹介、あらすじ
シカゴの街角で、同じ名前をもつ二人の少年が奇跡的に出会う。一人は打ちひしがれたゲイの少年、一人は平凡なヘテロセクシャルな高校生。偶然の出会いがさらなる出会いを呼んで、巻き起こるいくつもの愛の物語。米国の人気YA作家二人による共作。
感想やレビュー
これを読む前に「奇数章のウィル・グレイソン」と「偶数章のウィル・グレイソン」は別の方々が書いて、二人のウィルは別の人物だということを念頭に置かないと混乱するので、念頭に置いて読む事をオススメします。知らずに本を読むと、困惑して読む気を無くしてしまうかもしれません。 お話は二人のウィルの周りの登場人物は明るく、二人のウィルは暗めなので深く考える人は二人のウィルの気持ちが理解できます。アメリカンな冗談もあるので学べますし、最後は素敵でした。多感期の様々な愛の形を見る事ができます。