優しい水
日明恩
徳間書店
作品紹介、あらすじ
両親の離婚を機に母の故郷へと引っ越してきた中学生の石塚洋は、近所の川で捨てられたと思しき熱帯魚を見つけた。洋は魚の引き取り所の存在を知り持ち込もうとするものの魚は全滅してしまう。悲しみにくれる洋だったが、魚を入れていたバケツの水の中に“白いもやもやしたもの”を見つけ「魚を殺した原因かもしれない」と観察を始めた。そして喧しい近所の犬、仲良くなれない友達にその水を飲ませることにして…。少年の好奇心によってもたらされた見えざるモノが日本を揺るがす!
感想やレビュー
タイトルは優しい水、しかし恐ろしい海洋性の渦鞭毛藻が入った水。