まるやまさんの感想、レビュー
まるやま
女性セブンに連載されたエッセイ集。字も大きく、若者に宛てた文ではなかったのかもしれない。内容は「最近の若いもんは…」であったり「私らの若い頃は…」的な部分が多かったが、表現がユニークで面白く、最後まで飽きずに楽しめた。
佐藤 愛子
小学館
Amazonで詳細を見る
美しい。エスキースの鮮やかな色彩が臨場的に表現されており、頭の中で情景や心情が鮮やかに発色する。最後のエピローグでやっと、自立していた短編が線になり繋がって、終盤まで別の短編だと思っていたストーリーは、ブーとレイの人生の軌跡であり、ジャックジャクソンが生み出した水彩画「エスキース」が、ブーとレイに纏わる多種多様なさまざまな人生を見守り、成長していたことを香らせる美しい構成。水のように透き通った文学的表現も鮮やかであった。
青山 美智子
男性向けに書かれている。しっかりと相手と目を合わせたうえで挨拶や言葉を交わすことが大切。相手の得意分野については積極的に質問をして、フィードバックがあると喜ばれる。
野口敏
とんでもなく身なりに無頓着な人ならこの本で勉強になるのかもしれないが、少なくとも大多数の人は自分の着たい服は今までの人生で自論を携えているだろうし、コーディネートをこんな風に勉強する必要がある人がいるのであろうことに衝撃。クローゼットに、普段着ていないが捨てられない服がある場合は収納すべきというハックと、照明の暗い場所に例えばディナーへいく場合は、明るい色のトップスを着ると肌が明るく見えることを学んだ。肝心のクローゼットの法則は数ページ。タイトル詐欺極まりない。
リベラル社