ランチのアッコちゃん
柚木麻子
双葉社
作品紹介、あらすじ
地味な派遣社員の三智子は彼氏にフラれて落ち込み、食欲もなかった。そこへ雲の上の存在である黒川敦子部長、通称“アッコさん”から声がかかる。「一週間、ランチを取り替えっこしましょう」。気乗りがしない三智子だったが、アッコさんの不思議なランチコースを巡るうち、少しずつ変わっていく自分に気づく(表題作)。読むほどに心が弾んでくる魔法の四編。読むとどんどん元気が出るスペシャルビタミン小説!
感想やレビュー
アッコさんが素敵。自分をしっかりもっていて、他人を真正面から大事にして、好奇心をもって人生を楽しんでいる。色んな素敵な考えがつまっていた。 食の大切さ、人を頼ることの大切さ、自分の捉え方次第で人生を良い方向に変えていけること。ほんと元気がでるビタミン小説だと思う!
ポトフが食べたくなる… ご飯と一緒にあたたかみを感じられる一冊でほっこりします。
2022年12月18日