悪寒
伊岡 瞬
集英社
作品紹介、あらすじ
大手製薬会社「誠南メディシン」に勤める藤井賢一は、会社の不祥事の責任を一方的に取らされ、東京から山形の片田舎にある関連会社「東誠薬品」に飛ばされた。それから八か月ほど経ったある夜、東京で娘・母と暮らす妻の倫子から、不可解なメールを受け取る。賢一の単身赴任中に、一体何が起きていたのか。その背景には、壮絶な真相があった。
感想やレビュー
流石、伊岡瞬の本だけあって、最初から引き込まれた。 心理描写もよく伝わり、表面以上に複雑な気持ちを抱えて、みんな生きてるんだなと思った。 男社会の理不尽な環境を思うと社会で生きてるにとはこんな境遇の中で必死で生きてるのかと思うと 家族の優しさの大事さが分かる。 事件の内容はあるあるだったが面白かった。