包帯クラブ
天童荒太
筑摩書房
作品紹介、あらすじ
傷ついた少年少女たちは、戦わないかたちで、自分たちの大切なものを守ることにした…。いまの社会を生きがたいと感じている若い人たちに語りかける長編小説。
感想やレビュー
高校生の頃の 薄氷のようにキンキンパリパリな感情。 今から思うと よくあんな感情のバランスを保っていたな、、、と感じる。 包帯クラブのメンバーも 街中のあらゆる所に包帯を巻くことで 直接吐き出せないキンキンパリパリな感情をそっと放出する。 人間誰もああいう時期を経て大人になるのだ。
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