文庫 星の子
今村夏子
朝日新聞出版
作品紹介、あらすじ
林ちひろは、中学3年生。出生直後から病弱だったちひろを救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいき、その信仰は少しずつ家族のかたちを歪めていく…。野間文芸新人賞を受賞し、本屋大賞にもノミネートされた著者の代表作。
感想やレビュー
宗教に入っている家族の物語。教会へ通う当たり前の毎日。けれどそんな生活がおかしい思い始めるお姉ちゃん。そしてお姉ちゃんは、普通の暮らしに憧れて家を出ていく。妹は宗教の事を隠してはいないが周りからは懸念されがちな立場にいる。それでも宗教が当たり前に過ごしていた毎日だったのでやっぱり当たり前にその生活を進めていく。
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