出版禁止 ろろるの村滞在記
長江 俊和
新潮社
作品紹介、あらすじ
奈良県辺境のある奥深い山間部に、村はあった。心に深い傷を負い、積年の恨みを抱えた人々が最後に辿りつく「すくいの村」。だがそこには呪いで人を殺すという恨強い噂が。二〇〇八年、近隣の廃村で陰惨な死体遺棄事件が発生。遺体は山奥の湖畔で、切断され樹木に釘で打ち付けられていた…。発禁となった手記、エグすぎる真相、二度読み必至の衝撃作!
感想やレビュー
読み終わってから詞を逆から読んでみてゾッとした
ネタバレを読む
出版禁止シリーズの第3作目、読了。 『ロロルの村』や『幸せの丸い貝』などの小ネタや、ほんの小さな違和感を感じさせる文章構成など、あいかわらずの長江節。否応なしに2巡目に突入させられます!